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レンタルサーバーの稼働率って何?
レンタルサーバーに関連する値として「稼働率」という項目があります。
「稼働率99.9%保証!」というような売り文句でよく使われています。 これはサーバーがどれくらい稼働していられるか、という指標です。
「サーバーが落ちる」という表現を聞いたことはないでしょうか。 サーバーであるコンピュータが何かしらの不具合を起こして機能を停止してしまうことを「サーバーが落ちる」と言います。
サーバーが落ちると、そのサーバーにアップしてあるウェブサイトはその間アクセスできなくなってしまいます。つまり公開が停止されてしまいます。
「稼働率」は“サーバーが落ちていない状況である割合”を示します。
「稼働率99.9%保証!」の場合、「0.1%は落ちているかもしれないけど、それに関しては保証できません」と読み替えることができます。
一年間は「24時間 × 365日 = 8760時間」です。
8760時間の0.1%は8.76時間。 ということは、「稼働率99.9%保証!」は「一年間に8.76時間はサーバーが落ちているかもしれないけれど、それは保証しない」と読み替えることもできます。
仮に一度サーバーが落ちてからレンタルサーバー業者が復旧活動に入って、大体1時間で復旧できるものだとすると、「年間8回は落ちるかもしれない」ということになるです。
まぁ「サーバーが100%落ちることはない」なんてそもそも保証できるものではないし、そういった意味での99.9%でもあるので、この項目はあまり大きく勘定せず、参考程度に考えておくと良いと思います。