本サイトを活用して賢いレンタルサーバー選びを！

サーバーがどこに設置されているか、という点も一つのチェックポイントになります。

どこに設置されているのか、というのは「日本に設置されている」か「海外（主に米国）に設置されている」かという問題です。

海外に設置されているレンタルサーバーは、競争が激しいこともあって“低価格高性能”でコストパフォーマンスが高い傾向にあります。

ものによっては管理画面を日本語化することもできるため、そこには操作性のハードルもありません。

と、ここまで良いことずくめでありますが、当然いくつかのデメリットがあります。

まずは日本との間に時差があるため、何か問題が発生したとき、サポートを要請してもそのレスポンスが遅れることがあります。

商用としてサイトを作ろうとしている人にとって、トラブルの対処が遅れることは大きなネックになるかもしれません。

それからもう一点。

掲示板・チャット・ブログなどのCGIを使ったときに、サーバーの設定時間が海外仕様になっているため、そのままにしておくと現地の時刻が表示されてしまいます。

例えばアメリカ東海岸のレンタルサーバーの掲示板をそのまま使うと、22:00に書き込んだときに8;00に書き込んだと見なされる、というようなことが起こります。

これは設定を変更すればそれだけで解消できるのですが、この作業は初心者には少し骨が折れるかもしれません。

それに対して、国内に設置されたサーバーには上記のような問題点はありません。

ただし海外のサーバーに対して、コストパフォーマンスは低い傾向にあります。 最近は日本でも通信の自由化が進んで競争が煽られ、国内のレンタルサーバーも少しずつコストパフォーマンスを良くしていっています。

もともと国内にある分、海外のものよりは通信経路が短く、その点で性能的には有利なので、潜在的にはコストパフォーマンスで海外のレンタルサーバーを追い抜く可能性を秘めています。

とは言え、比べるとまだまだ海外のレンタルサーバーが圧勝しているのが現状です。